ポートフォリオによる分散投資
リスク=不確実性
正規分布=N(μ、σ^2)
μ:平均、σ^2:分散
平均±σ : 68.26%
平均±2σ : 95.44%
平均±3σ : 99.74%
変動関数(CV)= σ/μ (%)
ばらつき度合い(来年度の標準偏差)を予測できる
共分散(Cov)の求め方
1.それぞれの株式の偏差(リターンと平均値の差)を掛け合わせる
2.それらを掛け合わせたものの平均値を算出
共分散は正負が大事、相関関係の強さは表さない
COVAR関数で求められる
相関係数(ρa,b)=Cov(ra,rb)/σa・σb
σa・σb:raとrbの標準偏差
CORREL関数で求められる
ポートフォリオによる分散投資
ポートフォリオの期待収益率
E(rp) =WaE(ra)+WbE(rb)
=WaE(ra)+(1-Wa)E(rb)
ポートフォリオの分散
Var(rp) =Wa^2Var(ra)+Wb^2Var(rb)+2WaWbCov(ra,rb)
ポートフォリオの分散は次のように変換できる
Var(rp) =Wa^2・Var(ra)+Wb^2・Var(rb)+2Wa・Wb・ρa,b・σa・σb
さらに、リスクフリー資産を組み込むことで、最適なポートフォリオ(資本市場線)が引ける。
シャープレシオ=リスクプレミアム / ポートフォリオのリスク(標準偏差)
資本市場線の傾き=シャープレシオ
株式のリスク=市場リスク+個別リスク
ポートフォリオのリスクは市場リスクを下回らない。
β=市場全体のリターンが1%変化したときのその株式のリターン (市場全体に対する感応度)
βとリスクプレミアムの関係:CAPM(資本資産評価モデル)
全ての資産のリスクプレミアムは、資産のβに比例
E(ri)-rf=βi[E(rm)-rf]
資産iの期待リスクプレミアム=βi×マーケット・リスクプレミアム
この直線を証券市場線(SML)という。