法務部リスク管理課

法務部リスク管理課に所属しながら、中小企業診断士としての活動を模索中。

二次試験メモ

基本的なスキル(読む、考える、書く)では、とてもレベルの高い方のようにお見受けします。

正しく学習していけば、合格の可能性は高いと思われます。

 

残念な点は2点あります。

 

 

1.「経営診断」の考え方や戦略への意識が薄い

すなわち、事例企業が目指すべき方向性をあまり意識せず解かれているように見えます。企業の全体像についてのイメージは頭の中だけでぼんやりと考えておられるのでは?全体像について考えた跡がありません。

 

そのため、各設問にも時折、的外れが生じています。設問には意義があります。事例企業のテーマを実現するために、存在している意義があります。

この意義も理解できれば、個々の設問で何を考えるべきか、理解できるので、このレベルであれば的は外さなくなるでしょう。

 

 

また、経営管理への意識や理解はお持ちだと感じますが、診断士の視点は、それよりももっとマクロに、経営者より高い視点で考える必要があります。時折、ミクロな視点で答えた箇所が見えます。

 

 

 

2.設問分解が正しく行われていない。

設問分解が正しく行われていないと、・設問で答えるべき内容が漏れたり、書き方がずれたりします。

また解答骨子の文脈がロジカルでなくなります。

この試験の採点基準は「ロジカル(論理的であること)なので、せめて「設問分解」は正しく行いましょう。