法務部リスク管理課

法務部リスク管理課に所属しながら、中小企業診断士としての活動を模索中。

中小企業診断士 H27年 2次試験 事例Ⅳ解説 第2問

 

第2問

中小企業診断士 H27年 2次試験 事例Ⅳ解説 - 法務部リスク管理課

 

 

第2問

第2問
(設問1) 【難易度:★★☆(勝負の分かれ目)】
<解答>

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<解説>

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与件文から、売上原価と販管費の固定費を抽出。

 

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売上原価と販管費の総額が分かっているので、総額から固定費を引けば、変動費が残る。

 

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変動費と固定費をP/Lの順番に並べる。

 

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営業利益から下は、与件文にそって記述。

 

(設問2) 【難易度:★★☆(勝負の分かれ目)】
売上が減って、損益分岐点を下回るので、赤字になる。

<解説>
損益分岐点分析が解答のヒント
与件文より、固定費は1,020+120=1,140
X2期のの時の営業利益が60だから

売上高=変動費+固定費+利益
2,150=変動費+1,140+60

変動費=2,150-1140-60
   =950
変動費率=950÷2,150
    =44.19%

損益分岐点売上高=固定費 ÷(1-変動費率)
        =1,140÷(1-44.19%)
        =2,043


損益分岐点分析
固定費 1,140
変動費率 44.19%
損益分岐点売上高 2,043

 


(設問3)

(1)【難易度:★☆☆(みんなができた)】
<解答>
目標利益売上高
固定費 1,140
利益 89
変動費率 44.19%
目標利益売上高 2,202

<解説>
100百万円の経常利益の場合、営業外損益が13-24=-11なので、
89百万円の営業利益となる。
与件文より、固定費は1,140
目標利益は89
変動比率は44.19%
これらを公式に入れると

目標利益売上高=固定費+利益÷(1-変動費率)
       =1,140+89÷(1-44.19%)
       =2,202

 

 

中小企業診断士 H27年 2次試験 事例Ⅳ解説 第1問

貸借対照表

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損益計算書

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<解答>

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優れている財務指標

売上高総利益率
17.14%
高い技術力のため、売上単価が高く収益性が高い。

 

課題となる財務指標

棚卸資産回転率
19.55回
過去の生産数量の変動が大きいため棚卸資産が多く、効率性が低い。


自己資本比率
22.12%
資金調達を外部からの調達に頼っているため、安全性が低い。

 

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悪あがきの5カ条

  1. みんなができる経営分析は確実に得点を積み上げる
  2. 記述問題の白紙は絶対にダメ。なにか書けば点数はもらえる
  3. 難しい問題は、他の受験生も難しい。諦める勇気も必要
  4. 損益分岐点分析(CVP)、キャッシュフロー(CF)、正味現在価値(NPV)で勝負が決まる
  5. あきらめたらそこで試合終了です。
 
 

 

 

 

 

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