【分かりやすい文章 vs キーワード(備忘録)】
昨日の続きで、最近自分が春秋要約で注意していることを備忘録としてまとめます。
下記の①~④では、どの文章がいい文章でしょう?
①分かりやすく、キーワードも多い。
②分かりにくいが、キーワードは多い。
③分かりやすいが、キーワードは少ない
④分かりにくく、キーワードも少ない。
(※)ここでいうキーワードとは、春秋の中にある重要ワードを指します。
①がいい文章であることは明らかです。
④はダメダメですね。
では、②と③はどっちがいいでしょうか?
②キーワード vs ③分かりやすい
私は昨年まで②の方がいいと思っていました。2次試験の採点はキーワード採点することもあるので、重要と思われるキーワードは、なるべく多く盛り込んで、部分点を狙っていました。
ただ、自分の不合格の発表の後、改めて合格者の再現答案をみると「読みやすさが全然違う」と痛感しました。
(◎-◎;)!!
採点の現場では、膨大な数の答案を採点しているはずなので、何度も読み返さないと分からない文章は、そもそも採点の土台にものぼらないんじゃないかと考えるようになりました。
また、自分の春秋要約の添削をしているAASのブログでも、「国語力がないのに事例に取り組むのは、豆腐の上に家を建てるようだ」と言っています。
http://blog.livedoor.jp/sagiyama_nagoya/archives/1757353.html
まずは、キーワードは少なくてもいいので、分かりやすい文章を書けるように国語力をアップさせて、国語力がついた後に、重要キーワードをなるべく多く盛り込んで、①の文章を掛けるようになることが合格への道なんじゃないかと最近思っています。