【春秋要約0418】
【春秋要約0418】
経済目的で太宰治が文学賞を受賞していたら、無頼派の作品は生まれなかったかもしれない。(40字)
なぜ?:賞金目的で受賞を懇願して受賞していたら。
春秋:http://www.nikkei.com/article/DGXDZO70046860Y4A410C1MM8000/
無頼派とは?:既成の文学観や方法,特に古いリアリズムが無効であると認識し,それに反逆した。(http://kotobank.jp/word/%E7%84%A1%E9%A0%BC%E6%B4%BE)
今日の要約はかなり難しかったです。まず主張分が、
①お金と切り離せぬ存在だから悩ましい。
②無頼派・太宰は生まれなかったかもしれない。
なのかで悩みました。
全体を俯瞰した結果、②のほうが優先度が高いだろうなぁとおもいました。
そのあとに、いつものように、主張分に修飾語や理由を加えようとしてできた最初の要約がこれです。
「太宰治は経済的な目的で文学賞を懇願し落選したので、既成の価値観に反逆した無頼派が生まれた。」
長いし、分かりづらい文章です。
ここから推敲に時間がかかりました。
悩んだ点は
①無頼派の意味を追加する必要があるのか?
要約は初見の人が分かる内容にする必要がありまし。「無頼派」は始めて聞く言葉でした。ググってみると、「既成の方法に反逆」という内容であることが分かりました。
ただ、意味を入れちゃうと、40字以内に収まらないので、なくなく無頼派をそのまま入れました。
②くどい文章
経済的な目的で懇願⇒落選という内容を入れると長くてくどい文章になってしまいます。これを「経済目的で太宰治が文学賞を受賞していたら」と単文にまとめました。
この結果、
「経済目的で太宰治が文学賞を受賞していたら、無頼派の作品は生まれなかったかもしれない。(40字)」としました。
長文を読んで頂きありがとうごじざいました。
<(_ _)>