法務部リスク管理課

法務部リスク管理課に所属しながら、中小企業診断士としての活動を模索中。

春秋要約の作り方

【春秋要約140318】

いつもやっている春秋要約のプロセスを書いてみます。このプロセスで約30分かかっています。

 

 

<Step1>

まずは、各段落を要約して、前フリ、付け足し、背景、主張に分けます。

①孫への愛情

 ⇒前フリ

北朝鮮にいる孫との対面かなった祖父母の感動

 ⇒背景

北朝鮮の思惑をとくと見定めるべき

 ⇒付け足し

④孫に希望ですよと語りかけた。被害者みんなの足音を聞ける日が来ると信ずる心に、しっかり寄り添いたい。

 ⇒主張

 

 

<Step2>

次にメインとなる主張を抜き出します。

ここが一番難しく、ここで間違うと修正できなくなります。日経春秋の傾向では、最後の段落に主張分がくることが多いのですが、たまに第1段落に来ることもあり、注意が必要です。

今日の主張は「拉致問題解決を信ずる心に、しっかり寄り添いたい」だと決めました。

 

 

<Step3>

今度は、この主張を確かなものにするために、”因”を探します。私の場合は、自分自身に「なんでこの主張になったの?」と問いかけて、その理由を探します。

この際に再度、本文を俯瞰して因の部分を探します。

探した結果「拉致問題の糸口が見つからない中、孫との対面が問題解決の希望となるから」と考えました。

 

 

<Step4>

上記から導き出した、主張となぜを40字以内でおさめます。

主張:拉致問題解決を信ずる心に、しっかり寄り添いたい

なぜ:拉致問題の糸口が見つからない中、孫との対面が問題解決の希望となるから

 

 

拉致問題の糸口が見つからない中、孫との対面から拉致問題解決を信ずる心に、しっかり寄り添いたい。(47文字)

 

 

やや長いので無駄な部分を削除します。

 

 

北朝鮮拉致問題の中、孫との対面から問題解決の希望を信じる心にしっかり寄り添いたい。(40字)

 

 

こんな感じで完成しました。