「引渡し」と「受渡し」の違い
契約用語使い分け辞典によると、「引渡し」は占有移転一般、「受渡し」は決済手段として契約当事者間で代金・目的物を交換的に提供することとある。
これを、当社の動産の売買取引に置き換えると、下記のようになるだろう。
引渡し ⇒ (検収が終了して)所有権が移転する。
受渡し ⇒ 買主へ商品を納品する。
つまり、時系列で並べると
まず、買主へ商品を納品する受渡がされ、その後、検収等により所有権が移転する引渡しが行われる。
よく間違えそうなので、しっかり覚えておこう。