第4回 AIDMA(アイドマ)とは?
消費者の購買決定プロセスを説明するモデルの一つ。
消費者はまず、その製品の存在を知り( Attention)、興味をもち( Interest )、欲しいと思うようになり(Desire)、動機を求め(Motive)、最終的に購買行動に至る( Action)という購買決定プロセスを経る。このうち、Attentionを認知段階、Interest、DesireおよびMotiveを感情段階、 Actionを行動段階と区別する。
このように、購買決定プロセスをいくつかに分解して、顧客がどの段階にあるかを見極めることで、マーケティング担当者は、顧客の状態に応じたコミュニケーション戦略をとることができるようになる。
Attention 注目/認識
Interest 興味/関心喚起
Desire 購入欲求喚起
Motive 記憶・価値連想
Action 購入する
どの購買決定プロセスモデルを用いるのが適切かは、その製品やサービスがおかれた状況による。最近では、ネットにおける購買決定プロセスモデルとして、 AISAS − 注意(Attention)→ 関心(Interest)→ 検索(Search)→行動(Action)→意見共有(Share) というモデルも利用されている。