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法務部リスク管理課

法務部リスク管理課に所属しながら、中小企業診断士としての活動を模索中。

口述試験結果

中小企業診断士 2次試験

先日、口述試験を受けてきました。

 

事前に2回の口述セミナーを受けたお陰で、当日は、適度な緊張で無事に乗り切れました。

備忘録を兼ねて、当日の様子をアップします。

 

①質問内容

②当日の気づきや感想

③私の口述試験対策

 


①質問内容

<事例2>
Q.B社のデシル分析について説明してください。

A.デシル分析について説明します。デシル分析とは、ある商品について、顧客ごとに売上高を大きい順にならべて、それを10等分します。その10等分した一つの区分が、全売上高に対しどれくらいの割合をしめるかを計算します。例えば、B社の場合は、デシル1~デシル3で、全売上高に対し半分以上の売上を締めます。
このように分析する目的は、この商品に関し、どの顧客層がどれだけ売上に貢献しているのか、つまりどの顧客が重要顧客であるかを分析し、今後のマーケティング戦略に役立てるためです。
以上です。


Q.介護付きツアーの頻度をあげる方法について説明しなさい。

A.単価ではなく頻度ということでよろしいでしょうか?(与件では単価向上であったが、頻度の質問なので、念のため聞き返した。)
介護付きツアーの頻度を上げる方法について説明します。B社の介護付きツアーは、事後のアンケートでは、好意的な感想が多く、ツアーの品質そのものは、顧客満足度が高いといえる。今後はさらに顧客満足度を高めリピート率を高めることは当然であるが、頻度を上げるという観点からは、現在の3泊4日の国内ツアーだけでなく、1泊2日や日帰りツアーなど、価格的にも安く気軽に参加できるツアーを企画し、顧客のお財布にも優しい内容にすることにより、内容は満足したが、価格面で参加を躊躇した顧客も参加できることになり、結果として頻度を上げることにつながると考えます。以上です。
(日帰りツアーといったときに、試験官がうなずいてくれたので、ここは安心しました)


<事例4>
Q.D社では今後、商品の整理が必要となっています。限界利益をつかってその方法について説明してください。

A.まず限界利益について説明します。限界利益とは、売上から変動費を引いた利益をいいます。また、費用はこの変動費のほかに固定費があります。固定費については、文字通り固定なので、売上によって変動することがありません。そのため、限界利益の大きい商品の売り上げが上がれば、全体の利益に寄与すると言えます。また、逆に限界利益に小さい商品の売り上げが上がっても、全体の利益への貢献度が小さいと言えます。商品の整理を考える際には、限界利益の大きい商品を優先的に製造し、限界利益の低い商品を中止することで、結果として全体の利益が最大化させることが可能となります。以上です。


Q.今後、ある商品の採算が悪化すると判明した場合、あなたであれば、どのように助言しますか?

A.先ほど申し上げた、限界利益の基準で判断することが基本ではありますが、その前にマーケティングの観点からも判断する必要があります。例えば、その商品の採算が悪化すると判明した場合であっても、その商品をやめることにより、他の利益商品まで売上が落ちないか、商品間のシナジー効果が変化しないかなどを分析する必要があります。その上で、他に影響がないことが確認でき、その商品の限界利益が低下した場合に、その商品の中止を決断するべきだと考えます。つまり、財務面とマーケティング面の両面で、商品の改廃を検討し、会社全体の利益を上げる、若しくはコストを削減できると分析できた場合に、商品の中止を判断すべきと考えます。以上です。

 

②当日の気づきや感想
1次や2次の時は会場のスタッフが、いかにもアルバイトという人が多かったが、さすがに最終試験だけあって、全員協会の職員かとおもうほど、しっかりした人が多かった。

私は11:24分でしたが、「受験番号◯◯の方はいませんか?」と聞いていた。ここまで来て、欠席は非常にもったいない。

事前の口述対策セミナーでは、「C社についてお尋ねします。」と聞かれていたので、自分の頭の引き出しに4事例分をすぐにだせるように用意していたが、本番では「ツアー業を営んでいる、事例1のA社についてお尋ねします」と、簡単ではあるが、会社の概要を試験官が説明してくれたので、対応が楽だった。

 

③私の口述試験対策
都内で開催された、口述対策セミナーに2回参加しました。
与件文を何度もよみ、頭に入れておくことは当然ですが、実際にリハーサルすることに勝る対策は無いとおもいます。私の場合は、口述対策セミナーはすぐに埋まってしまうということを事前に知っていたので、10時の合格発表で合格を確認したあと、すぐにセミナーに申し込みました。

また、持ち時間の2分をフルに使って解答すれば、質問は最小の4つで抑えられるとセミナーで教わったので、①質問のオウム返し、②解答する用語の定義の説明、③質問そのものへの解答と、「そんなことは知っているよ」ということも含めて、2分間フルに使って解答しました。