法務部リスク管理課

法務部リスク管理課に所属しながら、中小企業診断士としての活動を模索中。

H23 事例3

今日から、事例3に入ります。

 

 

H23事例3

第1問
(設問1)
ダウンサイジング化する新商品開発力②新規取引先を獲得する営業力③保安対策技術の習得による高い製品施工品質と活用すべき。

→与件文からの抜き取りです。

 

(設問2)
関東工場の製造だけでなく、組み合わせて出荷する役割を追加すべきである。その対策は①関西工場の製品を関東工場に運び②関東工場で物件ごとに組み合わせて首都圏市場に直接納品することである。これによりムダな配送コストを抑え、短納期化を実現する。

→現在の「関東工場→関西工場→首都圏市場」の物流を、関東工場から首都圏は直接納品することにより、コストの納期を削減する内容にしました。

 

第2問
(設問1)
情報名は、①設計担当者しか分からない通信施設での調査事項や設計変更②ライブラリー化されていない設計要素③標準化やデーター共有を図られていないCADの使用方法である。

→与件文をそのまま抜き出しました。数字列挙型で情報名は①~②~③~としました。

 

(設問2)
問い合わせに迅速に対応するため①技術部門内で調整事項や設計変更のすべての情報を共有化する。短納期化のため②設計要素をライブラリ化し③CADの使用方法を標準化とデーターの共有化する。これらにより、業務効率を図る。

→与件文の裏返し作戦で解答しています。なにも加えていないので、マス目が余ってしまいました。(T_T)

 

第3問
失敗の要因は①Y社との共同開発では顧客ニーズの把握が不十分でC社の新製品開発力・提案力を活用できなかった。②在庫したことによりニーズの変化に対応できなかった。今後の留意点は、①顧客と直接対話することによりニーズを把握し開発力を強化し②短納期化を実現し、在庫を持たない事業を実現する。

→①中小企業の鉄板テーマ―である、顧客との直接コミュニケーションによるニーズの把握と、②短納期化を実現して、在庫を持たない事業の2点の切り口で考えました。

 

 


第2問
理由は①A社が積極的に取り組んでいる海外市場は、日本と法や規制が異なるため、日本国内で特許を出願しても、高い費用対効果が見込めないから②特許による保護よりスピーディーな開発の方が競争優位性が高いから。

→アイディア解答にならないように、2段落目の「法や規制」をすこしだけ入れました。

 

第3問
プラス面は①人事に透明性があり、従業員のモチベーションが高くなりやすい②経営者の経営方針に対して抑止効果があること。マイナス面は③スピーディーな意思決定や長期的視野での経営が難しくなり④仕入先や社員等と利害が不一致する可能性があることである。

→A社は過去同族会社経営で失敗しており、その点を盛り込みながら解答しました。

第4問
チャレンジ精神を維持する組織文化の啓蒙と連携しながら多角化や事業展開をする人材の育成が必要である。そのためには、経営環境の大きな変化に対応できる人材を育成し評価する人事制度を新設し、売上向上とコストダインにつなげ売上高40億円の達成を実現する。

→与件文の最終段落のチャレンジ精神が社長の想いと考えて、それを膨らませました。

 

昨年の本試験時、この事例の結果はB評価でした。
今年は4事例ともすべてA評価をもらえるようにして、合格を目指します。