法務部リスク管理課

法務部リスク管理課に所属しながら、中小企業診断士としての活動を模索中。

H25 事例1

解答をアップします。

この事例はすでに何回も説いているとはいえ、70分で書き上げました。
自分は80分のタイムマネージメントがまだ弱いので、1次試験が終わったら、過去問を70分で書き上げるトレーニングを繰り返したいと考えてます。

 

 

第1問(配点35点) 
設問1
現在の健康食品の既存ターゲットである中高年層への販売を拡大するには、顧客データーベースに基づき既存顧客に対しリピート率を高めるプロモーションを強化する必要がある。

⇒この部分はアンゾフのマトリックスの既存顧客・既存商品の市場浸透の方向性で書いた。本試験の時は、これが考えられず、非常に時間がかかってしまった。

 

設問2
非正規社員のスキルとモチベーションを高く維持することが重要である。このためには、研修制度と人事制度を整備し、A社の競争優位性の中心であるオペレーターの力をさらに高めることで、成長を維持することが出来る。

⇒助言問題なので、「①助言そのもの。②方法③なぜ、④その効果」の解答フレームを使いました。

 

第2問(配点35点)
(設問1)
A社のターゲット層と同じ年代なので、商品の効果を説明しづらい健康食品でも、顧客に対して安心感と信頼感を与えることが可能となり、顧客満足度の向上が見込めるから。

⇒理由を聞いているので、「◯◯なので、◯◯することにより、◯◯の効果があるから」の解答フレームを使いました。同年代がキーワードだとおもいます。

 

(設問2)
組織面で中高年が働きやすい柔軟な勤務時間等の設定などの労働環境の整備と組織文化の構築が必要。人事面ではオペレータース技術を学びやすい人材育成制度と優秀な人材に対する表彰制度で士気向上を促すこと。

⇒モチベーションは、文字数が多いので、最近は士気向上を使っています。

 

 

第3問(配点15点)
近年の急速な事業拡大で部分的な人材の補充しかできなかった可能性があり、新卒採用することで、長期的で全社的な視野で次世代を担う幹部候補生が必要になったと考えたから。

⇒昨年の本試験は、「新人に次世代の商品開発を任せる」と書いてしまいましたが、新人にそんなことはすぐに出来ないので、「長期的な視野」という内容で書いてみました。

 

 

第4問(配点15点)
業者との要件定義の打合せが不十分であったため、顧客情報が購入履歴等の限定的な情報のみとなり、そこから新商品開発の分析やヒントに結びつかないシステムであったため、

⇒与件分に情報が少なく、推察で解答してしまった。