法務部リスク管理課

法務部リスク管理課に所属しながら、中小企業診断士としての活動を模索中。

【分かりやすい要約文の作り方(備忘録)】

現在、春秋要約を日課としているが、分かりやすい文章の作り方を子供の参考書をみて私も勉強している。

その中で参考になった考え方を備忘録としてまとめます。

 

 

<文章には単文と複分がある>

 

単文:雨が降る

複文:雨が降る日は、ゆううつだ。

 

単文:船はでない。

複文:波が高いので、船は出ない。

 

 

このように文章には単文と複文がある。また、重文もあるのだが、要約では使わない。

 

複文より単文のほうが分かりやすいことは明らかです。

 

分かりやすい文章を作るには、なるべく単文にすることを心がけています。

 

 

 

 

<要約練習の具体例>

 

4月10日付けの春秋要約(http://www.nikkei.com/article/DGXDZO69662310Q4A410C1MM8000/)の主張を単文で作成するとこうなります。

 

 

 

主張文:有無が勝負になる。・・・①

 

 

これに修飾語や因果を追加していきます。

 

 

なんの有無?

 ⇒SATP細胞の作成の成功という証拠物件・・・②

 

なんで?

 ⇒STAP細胞の騒動が続いているから・・・③

 

 

上記の①に②と③を付け加えるとこうなります。

 

 

要約

混乱が続くSTAP細胞の解決には、その作成に成功という証拠物件の有無が勝負になる。

 

 

 

すこしでも皆様の春秋要約の参考になれば幸いです。

 

 

 

 

【参考リンク】

単文とは・重文とは・複文とは

http://www006.upp.so-net.ne.jp/inamoto/writing/yohgo/tanbun.html

 

単文・複文・重文

http://www.zkaiblog.com/jradv/24431