読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

法務部リスク管理課

法務部リスク管理課に所属しながら、中小企業診断士としての活動を模索中。

情報の不完全性

A 経済学・経済政策

情報の不完全性

①性質に関する情報の非対処性

一方の主体が他方の主体に比べ財などの性質に関して少ない情報しかもっていないこと。

②行動に関する情報の非対称性

一方の主体が他方の主体の行動を観察(監視)できない。あるいは観察するのが難しいために、どのような行動をとっているのか把握できないこと。

 

性質に関する情報の非対称性

逆選択(アドバースセレクション)

品質の良い財ではなく、品質の悪い財のほうが多く市場に出回るようになるという現象

逆選択の解消法

第三者の介入:格付け機関、情報誌、ディーラーなどの存在

シグナリング:情報をもっている主体がもっていない主体に対し自ら情報を伝えようとする。

標準化:チェーン店ならどのようなサービスを提供してくれるかわかる。

自己選択メカニズム:情報をもつ側に自ら情報を開示するような行動をとるように仕向ける仕組み

政府の規制:制度的ディスクロージャー製造物責任など

 

行動に関する情報の非対称性

モラルハザード(道徳的危険)

当事者間で契約が結ばれた後に行動が観察できないため、一方の当事者が当初予想っされていたのと異なる行動をとることになり、契約が想定した条件があてはまらなくなること。

モラルハザードの解消法

相手がこちらの意図通りに行動するインセンティブをもつような契約内容にする。

効率的賃金仮説:通常より高い賃金を支払うことで労働者の怠慢というモラルハザードを防ぐ方法

 

プリンシパルエージェント関係

何かを依頼する主体(依頼人、プリンシパル、たとえば株主)と、それを受けて依頼人のかわりに行動する主体(代理人、エージェント、たとえば経営者)が存在する関係