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法務部リスク管理課

法務部リスク管理課に所属しながら、中小企業診断士としての活動を模索中。

財務レバレッジの応じたβ値の計算方法

ケースで学ぶ企業財務分析(中央経済社)に、β値の計算方法として、分かりやすい記載があった。ので以下に引用する。


以下、引用



◆財務レバレッジの応じたβ値の計算方法

β値は、個別の事業リスクや資本構成による財務レバレッジが反映されたものであり、適用によっては財務レバレッジに応じたβ値に変換する必要がある。

以下の算式は、財務レバレッジに応じたβ値の変換式である。


βL = βU(1+(1−t)×D/E))

D:Debt 負債
E:Equity 株主資本
t:税率
βL:レバードβ 財務レバレッジに基づいたβ値
βU:アンレバードβ 無借金会社のβ値


ベンチマークとなる個別会社の財務レバレッジに基づくレバードβを、一旦、無借金のアンレバードβに換算し、評価対象企業の資本構成、ブロジェクトの目標となる資本構成に調整した新らたなレバードβを計算する。

◆計算例
上場会社A社(負債割合50%)のレバードβが1.2である場合、非上場会社B社に代用するβ値は、一旦、アンレバードβに換算し、B社の負債割合に応じた新たなレバードβを以下のように求める。


A社のアンレバードβ = A社のレバードβ ÷ (1+D/E)
A社のアンレバードβ = 1.2 ÷ (1+50÷50)
A社のアンレバードβ = 0.6


ステップ2
B社のレバードβを求める
A社のアンレバードβ = 0.6

B社のレバードβ = A社のアンレバードβ×(1+D/E)

B社のD/Eによって、レバードβが変化する。

D0% 25% 50% 75%
E100% 75% 50% 25%
D/E比率0.0 0.3 1.0 3.0
レバードβ0.6 0.8 1.2 2.4

100%