法務部リスク管理課

法務部リスク管理課に所属しながら、中小企業診断士としての活動を模索中。

財務会計 過去問 R02 10

以下の資料に基づき、当月の直接労務費の金額として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、予定賃率を用いて賃金消費額を計算している。

 

【資料】

1.本年度の直接工の予定就業時間は12,000時間、直接工賃金予算額は14,400,000円である。

2.当月の直接工の直接作業時間は1,100時間、間接作業時間は100時間、手待時間は200時間であった。

 

〔解答群〕

ア 1,200,000円

イ 1,320,000円

ウ 1,440,000円

エ 1,680,000円

 

 

財務会計 過去問 R02 09

商品19,800円(税込)を仕入れ、代金は現金で支払った。このときの仕訳として、最も適切なものはどれか。なお、消費税率は10%とし、仕訳は税抜方式によるものとする。

 

(借)

仕入

18,000

(貸)

現金

19,800

   

仮払消費税

1,800

     
             

(借)

仕入

18,000

(貸)

現金

19,800

   

租税公課

1,800

     
             

(借)

仕入

19,800

(貸)

現金

19,800

             

(借)

仕入

19,800

(貸)

現金

18,000

         

仮払消費税

1,800

財務会計 過去問 R02 08

無形固定資産の会計に関する記述として、最も適切なものはどれか。

 

ア 自社が長年にわたり築き上げたブランドにより、同業他社に比べ高い収益性を獲得している場合には、これを無形固定資産に計上することができる。

イ 自社の研究開発活動により特許権を取得した場合には、それまでの年度に支出された研究開発費を戻し入れ、無形固定資産として計上しなければならない。

ウ 受注制作のソフトウェアの制作費は、請負工事の会計処理に準じて処理され、無形固定資産に計上されない。

エ のれんとして資産計上された金額は、最長10年にわたり、規則的に償却される。

財務会計 過去問 R02 07

リース取引の借手側の会計処理と開示に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

 

ア オペレーティング・リース取引については、通常の賃貸借取引にかかる方法に準じて会計処理を行う。

イ オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものにかかる未経過リース料は、原則として注記する。

ウ ファイナンス・リース取引にかかるリース債務は、支払期限にかかわらず、固定負債に属するものとする。

エ ファイナンス・リース取引にかかるリース資産は、原則としてその内容および減価償却の方法を注記する。

財務会計 過去問 R02 06

C社はD社を吸収合併し、新たにC社株式200千株を交付した。合併期日におけるC社の株価は1株当たり400円であった。D社の貸借対照表は以下のとおりであった。商品の時価は24,000千円であったが、その他の資産および負債の時価は帳簿価額と同額である。C社は増加すべき株主資本のうち、2分の1を資本金、残りを資本準備金とした。

合併に伴い発生するのれんと、増加する資本金の金額の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 

                                                   D社貸借対照表               (単位:千円)

 

資産の部

負債・純資産の部

現金預金

10,000

買掛金

35,000

売掛金

35,000

資本金

30,000

商品

20,000

資本剰余金

15,000

建物

40,000

利益剰余金

25,000

資産合計

105,000

負債・純資産合計

105,000

 

〔解答群〕

ア のれん: 6,000千円          資本金:37,000千円

イ のれん: 6,000千円          資本金:40,000千円

ウ のれん:10,000千円          資本金:37,000千円

エ のれん:10,000千円          資本金:40,000千円

財務会計 過去問 R02 05

固定資産X、YおよびZに減損の兆候がみられる。以下の表に基づき、減損損失を認識すべきものの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 

       

(単位:千円)

 

帳簿価額

割引前将来キャッシュ・フローの総額

正味売却価額

使用価値

X

2,800

2,400

1,300

1,400

Y

3,100

3,300

2,700

2,300

Z

4,500

3,900

3,400

3,200

 

〔解答群〕

ア X、YおよびZ

イ XおよびY

ウ XおよびZ

エ YおよびZ

財務会計 過去問 R02 04

B社は、定時株主総会において、繰越利益剰余金を原資として6,000千円の配当を行うことを決議した。なお、配当を行う前の資本金は18,000千円、資本準備金は1,000千円、利益準備金は3,000千円であった。

このとき、積み立てるべき法定準備金として、最も適切なものはどれか。

 

 

ア 資本準備金:100千円  利益準備金:300千円

イ 資本準備金:100千円  利益準備金:600千円

ウ 利益準備金:500千円

エ 利益準備金:600千円