財務会計 過去問 R02 08
無形固定資産の会計に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 自社が長年にわたり築き上げたブランドにより、同業他社に比べ高い収益性を獲得している場合には、これを無形固定資産に計上することができる。
イ 自社の研究開発活動により特許権を取得した場合には、それまでの年度に支出された研究開発費を戻し入れ、無形固定資産として計上しなければならない。
ウ 受注制作のソフトウェアの制作費は、請負工事の会計処理に準じて処理され、無形固定資産に計上されない。
エ のれんとして資産計上された金額は、最長10年にわたり、規則的に償却される。
財務会計 過去問 R02 07
リース取引の借手側の会計処理と開示に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
ア オペレーティング・リース取引については、通常の賃貸借取引にかかる方法に準じて会計処理を行う。
イ オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものにかかる未経過リース料は、原則として注記する。
ウ ファイナンス・リース取引にかかるリース債務は、支払期限にかかわらず、固定負債に属するものとする。
エ ファイナンス・リース取引にかかるリース資産は、原則としてその内容および減価償却の方法を注記する。
財務会計 過去問 R02 06
C社はD社を吸収合併し、新たにC社株式200千株を交付した。合併期日におけるC社の株価は1株当たり400円であった。D社の貸借対照表は以下のとおりであった。商品の時価は24,000千円であったが、その他の資産および負債の時価は帳簿価額と同額である。C社は増加すべき株主資本のうち、2分の1を資本金、残りを資本準備金とした。
合併に伴い発生するのれんと、増加する資本金の金額の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
D社貸借対照表 (単位:千円) |
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資産の部 |
負債・純資産の部 |
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現金預金 |
10,000 |
買掛金 |
35,000 |
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35,000 |
資本金 |
30,000 |
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商品 |
20,000 |
資本剰余金 |
15,000 |
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建物 |
40,000 |
利益剰余金 |
25,000 |
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資産合計 |
105,000 |
負債・純資産合計 |
105,000 |
〔解答群〕
ア のれん: 6,000千円 資本金:37,000千円
イ のれん: 6,000千円 資本金:40,000千円
ウ のれん:10,000千円 資本金:37,000千円
エ のれん:10,000千円 資本金:40,000千円